前記事より続き。
昨日がシーズン最終日だったパ・リーグ。
千葉ZOZOマリンスタジアムで
福岡ソフトバンクホークスは千葉ロッテマリーンズに3-5で敗れた。
21時30分頃。
その少し前。
仙台の楽天生命パーク宮城で行われていた試合は終わっていた。
この結果、ホークスとオリックスは同率首位で並んだ。こういう場合、シーズンの直接対決の結果で決めるそう。2022年はホークスの10勝15敗… ゆえに。オリックスバッファローズ二連覇が決定。
(大相撲だったら、本割で決着つかない場合は、新たに決定戦としてもう1回直接対決があるんだけどなぁ…😞)
ホークスはマジック9か10くらいから、マジック1まで来ていたのに、優勝は一度もマジックが出てなかったオリックスに。。マジックって何??何??(ナニ?…とエコーがかかる)
10月2日(日)その日。福岡PayPayドームのパブリックビューイングで見守った。
前日の西武戦でサヨナラ負けを喰らい、が~~ん、これは最終戦は一人で見るのは精神衛生上ムリ!と思い深夜に同僚にメール。そして、この日職場の人と、計3人でドームに出向いた。
内野席が開放されていて大勢の人がスクリーンに向かって声援を送っている。(いえ、マスクをして声は出していないはずなので、声援の気持ちを送っている、ということで。)観客は約9,000人だったそう。
着いたときは4回裏、2-0でリードしてたんです…
巨大なテレビを9,000人収容の巨大な茶の間で見ているような一体感。
ホークスピッチャーの投げた球がストライク一球入っただけで大きなどよめきと拍手(先発・板東投手~好投)。
あ~と思う場面では、ため息が倍増(9,000倍増)される。
球場内の高揚感と優勝への期待と緊張感、しばらくしてその雰囲気に慣れてきた頃合いに晩ご飯を調達しようとコンコースへ。幕の内弁当類は売り切れ、どのショップも行列。前日、ハマスタ筑後で引退試合を行なったマッチのプレイヤーズ・メニューもあった(寂しくなるなぁ)
イマミーの勝負飯は「霧島産ローストポーク丼」だった。
結局、カレーを買って席に戻って来た。6回裏ホークスのピッチャーは泉投手に交代していた。
そのカレーを半分くらい食べていた時だった。ロッテ山口選手に逆転3ランホームランが出たのは。涙が出そうに…。それでもカレーは完食、応援に専念したけれど、経緯&結果は報道の通りです。
(スクリーンに映っていたテレビは、ロッテ寄りの局だったようで、ホークス寄りの放送に慣れている私たちにはなかなか刺激的だった。「ここで、一本ほしいですね」というコメントの後に逆転ホームランが…。縁起でもないというか、言霊というか。)
試合終了時、思わず漏れた9,000人の落胆の声はドーム天井に吸い取られた。
でも。連日の厳しい戦い。
この日だって、8回表の粘り。ギータのタイムリーツーベース。ランナーのジョーカー牧原の帰塁、足が速い速い。そして親方デスパイネの振り逃げは見ものでした。
6人目のピッチャー、大病から短期間で復帰していた大関投手は堂々たる投げっぷり。
オリックスは、強くていいチーム。
最後の最後まで粘りがすごかったのは確かだけれど、でもホークスの9月の試合日程はコロナ等の試合中止のしわ寄せで、11連戦を含む連戦連戦で過酷だったと思う。
数字上はホークス有利だったかもしれないけど、日程的に見たらそうでもなかったのか。ピッチャーに負担が大きかったのかも。(もちろんみんな大変だったと思うけど)
最終戦、一人で見てたら気持ちのやり場がなかったけれど、同僚と、そして大勢で見守って、一ファンとしてやれることはやりきった(お弁当食べて応援しただけと言わないで)。一人で見て一人で抱え込んでいたらキズは深かっただろうと思うので。
今は、激闘に次ぐ激闘を繰り広げ戦い抜いた選手たちに拍手を👏という気持ちです。
(一ファンからの拍手ですけどね👏)
だからこの日の泉投手も、前日の藤井投手も海野捕手も、泣かないでー、と思う。(一ファンからの願い)
ドームの観客の多くは、思い思い、お気に入りの選手のレプリカユニフォームを着ていた。特にどの選手のものが多いというわけではなく、いい具合にばらけているかんじ。
オリックスファン、嬉しいだろ~な~(遠い目)
クライマックス・シリーズという制度には反対だけど、こういうことになったらホークスを応援してしまう、自己矛盾のもやもやの季節が土曜から始まる。