MIOSIC インストア・ライブ&中洲ジャズ Part.2

中洲ジャズ篇

7年目を迎えた中洲ジャズ。
こんなイベントが無料で観覧できるのは全国でも(いえ、世界でも)珍しいとか。


“中洲”と銘打たれているけど、ステージは中洲に限らず周辺地域にも広がり計10ケ所。


MIOSICは去年に続き2回目の出演。
今回の会場は、中洲を抜けてずっと南側、川沿いの公園内に設けられたステージ。


9月11日(金)18時〜(40min) @中洲ジャズ・REDステージ(清流公園内)


セットリスト
1.Time after Time(シンディ・ローパーのあの曲のカバー)
2.What could I do
3.Do my best
4.・・?・・(新譜の中からの曲ではあったようだけど)
5.B.O.K
6.Alwayz


1曲目以外は全てオリジナル曲。

MIOちゃん:ヴォーカル、SHO:ヴォーカル&ギター(アコースティックギター‥ですか?)のMIOSICにプラスこの日は、ベースギター、エレキギター、キーボード、ドラム、サックス(浦ヒロノリ)

思えば、MIOSICを初めて聴いたのが去年の中洲ジャズ。それから、プチ追っかけ風になりまして。

いわゆるジャズではなく、ポップスの中にジャズやソウル、ロックが混ざっていて、その混ざり具合が好み。
女性ヴォーカルのハスキーで深みのある歌声と、男性ヴォーカルとのハーモニーも好きで。


6時頃はまだ明るかったのが、次第に日が暮れていって、ステージの後ろの大きな木の上を鳥の群れが飛んで行くの見えた。(カラスとか雀とかだけど)

こんなバンド編成でMIOSICを聴くのは、去年の初対面以来2回目だったけれど、やっぱりバンド演奏は華やか〜。

2曲目の“What could I do”はファースト・アルバム「HERO」からの曲。

この曲は、私の勝手な脳内洋楽地図の印象からいって、なんとなくT.L.Cなんか思い出したりで懐かしい気もして、日暮れの野外ステージに雰囲気が合っていて、よかった。

それぞれの楽器のアドリブ演奏もかっこよかったし。



前日のインストアライブの色とりどりのギャザースカートから、この日は赤いフレアのミニスカートのヴォーカルのMIOちゃん。つばのある帽子も似合っている。魔女っ子風。

どの曲もよかったけど、彼女の歌声を聴いていて、日本の童謡や、はたまたプログレもいけるんじゃないか‥ジャンルの振り幅もっといけそう〜聴いてみたい、なんてジャズ・ライブの最中にそんなことを思ったりした。



「癒しですね」MIOSICを初めて聴いたKちゃんの感想。

そうなの〜 あんなに演奏がゴージャスなのに、ナゼか癒される。不思議。



=番外編・地図が読めない女=


中洲ジャズを聴きに行くのはもう、3,4回目のわたし。先輩風を吹かせて、今回、初参加のKちゃんを道案内する予定だった。
地元の人間のわたしだし、天神、中洲、キャナルシティあたりは慣れている。
なので、あの簡単なステージ案内図でも初めての会場(清流公園内)に楽勝で行けると思っていた。
6時からのライブに会場に早く着いたら手持無沙汰かも‥ってそっちを心配していたくらい。
しかし自分がここまで、地図が読めなくて方向音痴だとは。


結局、迷子になりつつ逆にKちゃんに道案内してもらい、春吉橋に着いたのが6時頃。その川沿い100m先(?)か遥か先かにきらびやかなステージが。歌声も聞こえてくる。

その曲を聞きながら転びまろびつ、川岸の屋台の列の横を通り過ぎて、会場に到着。

今思えば“Time after Time”に導かれて、川沿いを歩くというのはなかなか風情があるけれども、実際は曲のテンポの2倍の速さで競歩の気分。
(競歩につきあわせてすみませんでした。Kちゃん)

自らの方向音痴を呪うとともに、地域の川や橋の名前を正確には知っていなかったことも反省。