予期せずばったり出会う音がある。
それはちょうど1週間前9月6日(土)。中洲JAZZの2日目。
あ、音楽フェスに行くのだから、“予期せずばったり”じゃなくて、ばったり出会う音を求めて、だけど。
福岡の繁華街‥というか夜の街、中洲で年1回開催されているジャズ・フェスティバル、中洲ジャズ。ほぼ全ステージが無料で聴くことができるのは全国的にも珍しいとか。今年で6回目だそう。
有名なアーティストも多数参加しているけれど、まぁほとんどが私にとっては初対面だ。
MIOSIC(ミオジック)。10余りあるステージのうちのひとつ“Blue Stage”に2番目に登場。私たちがそこに着いた時はライブは既に半ばにさしかかっていた。
女性ボーカルと、男性ボーカル&ギターの二人のユニットらしいけど、この日はバンド・ライブ。ドラムやサックスも入っていた。
その屋外ステージに近づくにつれて聞こえてくる音楽は、その時は、ドラムが効いていてロックっぽかった。
で、ジャズっぽい曲もあるけれど、大半はいわゆるジャズではなくて、ポップス?R&B?‥ジャンル分けはよくわからないけれど、普段ラジオから流れてくるような音楽で(←といっても様々なジャンルの曲がラジオからは流れてくるし‥あまり説明になっていなくてすみません)‥
つまり曲は垢ぬけていて、でも洒落ているだけではなくて、惹きつけるもの訴えるものがあるライブだった。
その女性ボーカルのMIO、歌声が何色ありますか?‥と訊きたくなる。
同行&同好の中洲ジャズの友Tさんも「歌声がいくつもあるね〜」
奥行きが深い声、甘い声、ファルセット、そして‥etc.自然に変化する。
相方の男性ボーカル&ギターSHOと一緒に歌うところも、ハーモニーがかんじいい。ナチュラル。
ライブでは、1コーラスめが二人のデュオで、2コーラスめから次第に楽器が増えて盛り上がっていく曲があって、常套的なやり方かもしれないけれど、普段ライブを聴く機会があまりないので、そんなところも新鮮に感じた。
素直な気持ちで聴けた。
終了後は、CDを購入。“HERO”¥2,000。
有楽町の路上ライブの時のように、CD買いそびれて後悔したくなかったから、機敏に行動したのだった。
<補足>
ライブ翌日に検索したら、ブログが見つかりました。
MIOSIC Official bloghttp://ameblo.jp/miosic30/