ソチ・オリンピック フィギュア・エキシビション

日本時間2月22日(土)猫の日・深夜(‥つまり2月23日の未明)、フィギュア・エキシビションの時間、私は‥。
寝てました。

お得意の“寝床でラジオ観戦”しようにも、ラジオ中継はなし。さすがにエキシビションは音声だけの実況中継はしないよね。


そういうわけで、またテレビで、生放送ではなくダイジェスト番組を観る。

日本人選手は4人出場。エキシビションには5位までの選手が出るらしいんだけど、6位だった真央ちゃんと大ちゃんは推薦枠だとか。

町田樹選手。黒ぶち眼鏡に赤いマフラーの内気なアーガイル青年が、クィーンの“ドント・ストップ・ミー・ナウ”に合わせて、ロックスターを夢見て、妄想の中でギターをかき鳴らしハジける。面白い。着想が面白い。この人は色々な顔を見せるんだなぁ。

浅田真央選手。今季おなじみの曲“スマイル”〜“ホワット・ア・ワンダフル・ワールド”。ベージュとゴールドの間の色のワンピース。石鹸の香りのするキュートなお色気。真央ワールド全開。

羽生結弦選手。指先から上半身、そして脚までつながっているような羽でできているみたいな衣裳。脚と腰あたりまでは黒で、上にいくと白、右手は紫、左手は白(‥黒だっけ?曖昧)のアンビバレント。彼しか似合わないと思う、あのコスチューム。森の精がやってきて、“白鳥の湖”を舞っている、そんな幻想的なことを思った。


そして高橋大輔選手。大ちゃん、マダム・キラー・バージョン炸裂。

世に知られているように、彼にはピエロ・バージョン、苦悩バージョン、ヒューマン・バージョン、あ〜んど、マダム・キラー・バージョンがあるわけです。‥っていうか、世に言われていることを勝手に分類すると、こういうパターンになるかと。

で、エキシビション
淡い水色のシャツに、濃紺のパンツ。曲はピアソラの「ブエノスアイレスの春」 小気味よいタンゴのステップに情念、情感、苦悩も混ざり合って、マダムじゃないけど私も悩殺されるのがお約束。

紅いライトが縞々に照らされていて、ただならぬ雰囲気。
これぞ、エキシビション


ダイジェスト番組だったので、日本人選手以外は2〜3組しかなく、他の選手たちの自由な演技も観たかった。とはいうものの、フィギュアで心配したり泣いたり笑ったり、今現在は飽和状態でもあるような。(が、一ヶ月後は世界選手権でまた“にわかファン”をやっている予感も‥)

冷静に考えたら、スケート靴履いて、氷の上を滑るだけでも大変なのに、跳んだり回ったり片足あげたりするのは、大変な世界だ。