冨士山アネット 〜アフタートーク篇

『家族の証明∴』[4月28日(木)]の公演の後には長谷川寧氏のアフタートークもありました。


ゲストは北九州の劇団「飛ぶ劇場」代表、劇作家・演出家の泊篤志さん。
お二人のトークはまるで気心のしれた仲間同士のような雰囲気。


そこで明るみになった事実とは。。。


この舞台には普通の台本があるということ。(セリフがある通常の脚本です)
稽古も普通のお芝居のように、まず読み合わせから始まる。セリフに対してダメ出しもあり。(え〜っ?と会場から笑い)
立ち稽古に移り、その時の動きからみんなで振付を考えていく。そして最後はセリフなしに。


面白い。


その台本を読んでみたいものだと思ったし、泊さんも販売したら絶対売れる、と冗談半分に勧めていましたが、
長谷川氏の返答は「ぜっ・た・い、だめ」
関係者以外、非公開だそうです。


その他、身体の動きから音楽をつくる場合もあれば、こういうふうにというイメージから曲をつくる場合もある。
映像は、説明的なものではなく、身体にどう影響を与えるかで使っている。
自分たちはパントマイムを目指しているのではない。

会場からの質問は、演劇ファンとダンスファンでは受け取り方はどう違うか(‥という内容だったと思います。ちょっとうろ覚え)


あれこれと、興味深い話でした。


終了後はロビーに出演者たちの姿も。
ダイナミックな踊りのお母さん役の方は、意外に小柄で猫の絵が入ったつなぎがお似合い。
とてもかんじいい方で、舞台の印象と違い驚きました。