彼女のファンデーションはムラがある

ブログ更新の間が随分空いてしまいました。レビュー下書きの切れ端がパサパサと、日の目を見ずにノートの間に挟まっています。ごめんなさい。と、私の中にいる日常A氏が、これまた私の中にいる芝居好きA’氏に謝っている。(ネット公開が日の目かどうかはさておき。)


さて、家にいるときは相変わらずBGM代わりにラジオをかけっぱなしにしている私。

FM放送や、シーズン中ならホークスの野球中継。

で、ぽっかり或る時どの局にしようか迷って、NHK第2放送の語学番組を流すままにしてみたら、これが妙な味わいがあることを発見。外国語はわからなくても、日本語訳が話されるから内容はわかる。

英会話番組では、ジェニーとタケシが蕎麦屋で再会。その前日、彼女は道でたまたま出会ったタケシにバス停の場所を尋ねて教えてもらっていたとか。

中国語講座では、中国に留学している大西くんが、携帯ショップでティンシンさんとかいう女性に再会。彼女は以前、銀行で困っていた日本人留学生・大西くんに、親切にあれこれ両替やらなんやら教えてあげていた人らしい。「あら?あなたは?」「縁がありますね。」

偶然の再会が多いのは、テレビドラマと同じか。ラブ・コメか。


中級らしき韓国語講座で、架空の韓流スター・ユーチェンさん(?)のサイン会の模様が語られて、聞いているだけで胸がときめいた。

しかし何といっても衝撃を受けたのが、やはり中級と思われる中国語講座。“かっこいい中国語”“すぐに使える中国語”がウリ。
そこで流れて来た一文‥「彼女のファンデーションにはムラがある。」

‥え? ‥耳を疑った。いつ使うんでしょう?


国際ニュースも国内ニュースも、緊迫気味で見聞きしているだけで消耗してしまうので、このような牧歌的雰囲気に避難してクールダウンしている気もする日常A氏。