中川晃教コンサート2019
New Wind with the Trio in Early Summer
現在、全国ライブ・ツアー中。
ヴォーカル、ピアノ、クラリネット、チェロ。
この間の日曜は、福岡公演でした。
(6/30(日) 15時~@春日市ふれあい文化センター スプリングホール)
豊かで、そして繊細な歌声に包まれた2時間弱。
(幸せ‥)
ツアーは残り5~6公演‥
お近くの方は是非。お勧め☆
ホークスは、更にけが人が増えて、また、満塁機に得点できないことが二十何打席も続いたりして、どうなることかと‥‥。が、終わってみれば2年ぶり8回目の交流戦・優勝。おめでとうございます♪
6/11(火)阪神戦。何年振りかでドームで観戦しました。(普段はラジオ観戦)
球場の外のぐるりをぞろぞろ歩く人たち、タイガースのレプリカ・ユニフォーム着たファンもたくさん。 阪神戦だから、当たり前か。
中には、個性的な出立ちの方もいらっしゃって、気分が盛り上がる。
久々なので、球場の雰囲気に高揚。
プレイボール前の、両監督のメンバー交換みたいな一連のああいうことも、オペラグラスで逐一チェック。
鷹・工藤監督。虎・福岡ドーム初登場の矢野監督。
しかし、試合は‥。タイガースの攻撃が長~くて、ホークスの攻めはあっさり、というのが繰り返されて。
鷹・福田選手のホームランが飛びだしたのは嬉しかったけど、4時間42分の延長戦でのドローになるとは、誰が予想したでしょう。(2-2)
(まぁ、延長戦の副産物として、虎・藤川球児投手、能見投手が見られたんですが。)
9回裏2アウトから、今宮のヒットで鷹が追いついたのはよかったけれど、12回裏のノーアウト3塁のチャンスがねぇ~
疲れた。
一塁側・三塁側の観客も、ビール売りのお姉さんも、み~んな、お疲れ。
プロ野球でもタイブレーク制度導入しては‥?と、頭をよぎった一戦。
でも、ホークスもタイガースも、風船が黄色だし、レプリカ・ユニフォームも黄色が主で、スタンドは一塁・三塁とも黄色くて、何だか敵・味方の区別が緩く可笑しかった。
一塁側にも結構、虎派がいた模様。鷹のピンチで、なぜスタンドのそこらへんから拍手が起こるのか‥てなシーンがままあり。
後ろの席の女性は、仕事を終えてかけつけた、福岡在住の虎ファンのようだった。(盗み聞きしたわけでなく、話が自然に聞こえて来たので。念のため) タイガースがリードしている場面でも、ずっとハラハラと見守っているようで、ファン心理はどのチームでも似たようなものかも~と感じられたのは、球場観戦ならでは。
翌日の新聞には“投手戦”みたいなことが書いてあって、投手がいいと、打者は打てないものなんですね‥って、当たり前のことを思った。
今日、近所のショッピングモールに出かけたら、親子連れで賑わっていた。
そうか、昨日は小学校の運動会だったから、今日は振替で学校がお休みだったんだ。
お疲れさまです。‥(って、誰に向けての言葉?)
観劇の感想を一つアップします。
『世界は一人』
脚本・演出:岩井秀人
音楽・出演:前野健太
出演:松尾スズキ、松たか子、瑛太、平田敦子、菅原永二、平原テツ、古川琴音
演奏:前野健太と世界は一人
日時:2019年4月14日(日)13時~
場所:北九州芸術劇場 大ホール
~岩井秀人 初の音楽劇~
この舞台の脚本・演出担当の岩井秀人は劇団「ハイバイ」の主宰者だ。「ハイバイ」のお芝居は、いつも何だか暗くて、大仰ではないけどぞわぞわしてきて、そしてなぜか可笑しい。現代的な重いテーマを扱いつつ笑いもあり、ざわりとした妙な魅力。まぁどれも好き嫌いが分かれる作品かもしれない。
そんな作品群を生みだしている彼が、今回は音楽劇をやるという。キャストも豪華。音楽は前野健太。これで、いつもの“暗・可笑しい”(クラ・オカシイ=暗くて可笑しい)世界が一体どうなるのか、興味津々。
舞台の中央左寄りに、パイプで組まれた足場のような大きな骨組み。中ほどにベンチがある。公園の遊具(回転ジャングルジム)のように、手で押すとゆっくり回る。
家になったり、外のベンチになったり、場面場面で違うものになっていた。
“足場”てっぺんから右上方に煙突のような筒、中が見えるつくり。
舞台右半分には楽団のメンバー(ドラム、ベース、キーボード、ヴォーカル&ギター)が散らばっている。ここにも中ほどにベンチがある。(美術:秋山光洋)
ギターを抱えたマエキン(前野健太)のセリフから、お芝居が始まる。舞台左半分に布団がわさわさ置かれていて、林間学校かなんかの宿泊の夜の様相。
松尾スズキ扮する森吾郎、松たか子扮する田辺美子(みこ)、瑛太扮する佐々木良平、この三人が同級生。小学校時代から中年まで描かれる。パンフレットによると「舞台は、かつて巨大な製鉄所を中心に栄えたが、今は疲れ切ってシャッター街となった海辺のある街。」‥北九州という設定だ。ただセリフは全て標準語だったので、その点では九州というかんじではなく、日本のどこかの地方のまちという印象を持った。
過保護気味に育てられる吾郎、裕福だが家庭の温かさを知らない美子、ヘンにプライドが高い良平。小さいエピソードが積み重なり、例によって悪い方へ悪い方へころがっていく。
女一人、男二人の同級生の半生
三人の役者は、特に作り込むこともなく、そのままの姿で子ども時代から始まりそれぞれの年代を演じていた。いや、三人だけではなく他の四人の出演者も同様。しかも各々(瑛太と平田敦子以外)二役~三役を演じるのだが、特別なメイクなどせずに素のままでこなしている。(平原テツの不良少女、どうみても10代~20代の古川琴音がそのまま演じる80代女性‥など)それが違和感ではなく、妙なおかしみを醸し出していた。
時折、セリフから自然につながる歌があった。
誰でも口ずさめそうな素直でシンプルなメロディだった。
俳優陣はみんな個性を発揮させていたけれど、瑛太がアブない雰囲気の人物を、あの大きな舞台上で自然に演じていたのには驚いた。引きこもり初期あたり(?)で披露するラップが調子っぱずれで、危うくてはらはら。これを演技でわざとやっているのかと思うとすごい。(って演技じゃなかったらコワいけど。)歌もなかなかいい。
松たか子は、吾郎の母役としては介護疲れで、鈴の音のようなきれいな声のまま精神バランスがおかしくなっていって、美子としては、やっぱり美しい声のまま、母子密着気味から逃れられず、凛としているだけにギャップが刺さる。松尾スズキは、吾郎役の思春期時代、家族と仲良く過ごしているのを友人たちに見られたら恥ずかしい‥と困惑のセリフを長々と言うところの力の抜け具合がおかしかった。
ヴォーカル&ギターのマエキン(前野健太)は音楽だけでなく、ト書きのようなナレーションも多く、狂言回し的な役割も。完全に舞台世界に溶けこんで、サングラスの風来坊のような。
「ハイバイ」からの出演者は一人。平原テツ(←福岡出身)。立っているだけで不穏な雰囲気は健在。セリフを口にするとますます不穏。
菅原永二は、フツーの人のような、ズレている人のような、そんな妙なかんじ。(以前の出演作ハイバイのお芝居『おとこたち』を観たときでは、岩井秀人に似てると思って、というか、劇の半分近くまで岩井さんだと勘違いして観てしまった‥。今回は、そんなことはなし。)
吾郎と美子の娘、藍を演じた平田敦子。舞台右側にあるベンチにいて、両親の幼少期からの物語をずっと見ている、不思議な存在感。瞬発力あり。
古川琴音は、華奢なように見えるが、声が通って聞き取りやすかった。やっぱり、その姿のままで扮した“おばあさん”に、ふふふと笑ってしまった。
今までに観た「ハイバイ」のお芝居は、『投げられやすい石』(2011年)、『ある女』(2012年)、『おとこたち』(2014年)。いずれも500席以下のホールだった。今回は「ハイバイ」の公演ではないけれど、その延長にあるものとして観たのだが、1200席以上の規模。いつもは小さめの劇場で小さい劇場ならではのカタルシス的なものがあったというのが私自身の印象だったが、今回は、趣が違った。音楽があり、主に三人の歌声が救いではあったけど、それでもやっぱり、ざらざらの手触りの“ざわざわ”は消えなかった。そこらへんは“面目躍如”というべきなのか?とも思った。
「はてなダイアリー」は「はてなブログ」に統合されるので、新たに「はてなブログ」を開設して、今までの、この「はてなダイアリー」をインポート‥とやらを、しなくてはいけません!
そんなに難しいことではないかもしれないけれど、パソコンのシステム的なものに対して苦手意識がありまして、億劫‥
そうこうしているうちに、「はてなダイアリー」の更新ができるのが今日までとなってしまいました。
なので‥
とりあえず、昨年鑑賞したもののリストです。
●舞台篇
2018年1/24『かがみのかなたはたなかのなかに』@大野城まどかぴあ 大ホール
5/5 『たそがれも』劇団マニアック先生シアター @甘棠館Show劇場
5/30『六畳一間の唇』こわせ貯金箱 @甘棠館Show劇場
6/6 『六月博多座大歌舞伎』 @博多座
7/11 ミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』 @博多座
7/22『銀河鉄道999』@北九州芸術劇場 大ホール ※
8/3 『FLY AGAIN』博多座コンドルズ公演 @博多座
8/5 『大人のけんかが終わるまで』@博多座
8/17『其礼成心中』三谷文楽in博多 @博多座
9/20『サメと泳ぐ』@ももちパレス
10/9『魔界転生』@博多座
11/3〜4 ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』@久留米シティプラザ ザ・グランドホール ※
11/18『ゲゲゲの先生へ』@北九州芸術劇場 大ホール
11/26『十一月花形歌舞伎 あらしのよるに』@博多座
※印は中川晃教・出演作品
昨年(2018)は一昨年(2017)に引き続き、彼の公演が2回ほど福岡であり、またまた友人・知人たちを誘って劇場へ出かけたのでした♪
●映画篇
6月 「SUKITA‐刻まれたアーティストたちの一瞬‐」「東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖」
9月 「馬を放つ」
11月「ボヘミアン・ラプソディ」
12月「ガンジスに還る」「ようこそサッジャンプルへ」「僕の家出」「僕はジダン」
1月から11月までの11ケ月間に観た映画が4本だけなのに、12月になだれ込むようにインド映画を4本鑑賞。
深いな〜インド映画。
●ライブ篇
☆音楽
2018年 4/7 MIOSICライブ @SQUERE GARADEN
9/14〜15 中洲ジャズ
12/14 クリスマスマーケット天神2018 MIOSICライブ
☆ダンス
6/4 談ス・シリーズ第三弾 『凸し 凹る』
9/16 コンドルズ日本縦断新未来ツアー2018 『START ME UP』 @イムズホール
MIOSICやコンドルズは、一年のスケジュールの中で、今や恒例のライブ‥というかんじになって。自分にとって定番がある、ということは幸せなことです。